がんにスマイル

お肉でワイワイ婚活カウンセリング

婚活パーティを何回もめぐり、最近、ようやく恋人ができたが、その彼からは結婚に興味がないと断言されてしまったそう。

なので、ブランセルマリッジへ入会をして、婚活ステップアップすることに。

彼女のチョイスでランチ。美味しいステーキ店を予約していただいちゃいました♪

今日は彼女はお仕事オフということでビール飲んじゃってます。

私は現在、治療が始まってからお酒がぐーんと弱い上体です(^^;)

でも、食欲はモリモリあります。あって、困るくらい。

彼女の婚活の話&彼女が最近、がん検診もとても気になっているとのことで、私の癌の話であれこれトーク。

私もがんって未知の世界のものという感じだったけど、体験者に実際に聞けると「そうなのかぁ」って思う部分も多いものね。

最近、女性との婚活カウンセリングでは彼女たちが私の乳がん体験談に興味津々です。彼女たちへ早めのがん検診のきっかけになってくれればと思っています。

近年、死亡する人の1/2人ががんとも言われています。遅かれ早かれ、検診などで自身で注意していかなければいけないものだと思います。

がんについて、これは、実際に体験した私だからこそ出来るアドバイスなのだと思う。

 

逆に、婚活カウンセリングついでにでも、がんの検診や症状、治療、保険等のことを色いろ聞いてもらいたいと思っている。

この日も「抗がん剤ってやっぱりつらいですか?抜け毛とか」と聞かれたので

「まぁ、こんな感じよ~」と、ポイッとズラを取って見せたら、

「お!その頭も意外にかっこいいじゃないですか!?」と言われる(笑)

この状態を生で見せることが出来るのも、治療中の今だからこそのリアル。

そして、女性特有のがん検診を真剣に考える女性がまた一人増えました。めでたし!(^_^)


デカケルトキはワスレズニ

お休みの朝、たまにはのんびりお外で朝食を食べようかと、ふたりで近所のファミレスへ突如行きたくなった。

サササッと支度をして家を出ようとして、うちの人に

「支度、まだでしょ(=_=;)」と言われ、首をかしげる私。

 

あ!ズラ装着がまだでしたぁぁぁぁ(@◇@)!!!

 

抗がん剤で脱毛したひよこ頭になんだか最近、全く違和感を感じていないので

ついついうっかり、ズラを装着し忘れて外出しようとしてしまう。

 

朝食を食べながらの私の一コマ。

って、なんだか、めちゃめちゃおやじっぽい私。むしろズラなくてもいいかも(笑)


抗がん剤でケモブレインにビックリ&うちの人の優しさに再感謝

 

左にベージュのバレエフラットシューズ、右に真っ黒の革スニーカー。
全くもって、変です

これには自分でもオドロキです!しかし、ここ最近なんだか変なのです。

もしや!?と思って調べてみると

ケモブレインchemobrain

と、こんな名前が出てきました。

ケモ(化学療法)chemo+ブレイン(脳)brainのケモブレインとは何かというと、抗がん剤により、一時的に記憶力が低下する副作用。特に、乳がんの治療では、神経細胞の障害を起こしやすい抗がん剤が複数使用されることが多いためみたいです。

抗がん剤の治療で、髪の毛の脱毛や吐き気、倦怠感などの説明は病院から冊子も受け取り、丁寧に説明を受けたが、全くこれは存じませんでした!

調べたところ、抗がん剤治療を受けている乳がん患者の10~40%で見られると報告されているとのこと。え!多いじゃん!ケモブレイン!

抗がん剤による神経のダメージ(神経毒性)は味覚にも表れているので、亜鉛サプリを呑んで効いている感じですが、記憶力、物忘れ、認知症には何をどうしたらいいの~!!

なぜか、仕事やパソコン作業、料理等では全く問題がなく、こういった、靴の履き違えやホーム乗り間違えなどをしてしまう。

癌以外の正常細胞も抗がん剤はバリバリと破壊しているのだな~と、なんだか、抗がん剤の怖さをヒシヒシと感じております。

 

でも、こんな時、こうしたことに

「なにやってんの?バカじゃないの?」と言わず、私よりも先にいち早く気付いて「大丈夫?平気?一人で帰れる?」と連絡をくれて心底心配してくれるうちの人のありがたさに再感謝。

うちの人が一旦、家へ帰った時に、玄関にチグハグの靴があったことに疑問を感じて連絡をしてくれて気付いた。

私がオッチョコチョイなことをしても、ドジっても、転んでも「大丈夫?平気?」って、心配してくれる、守ってくれる、私のことを考えていてくれるこの人に出会えたことに神様、感謝です(ToT)

たぶん、短気なパートナーだったら、心配どころか怒られているかもしれない。

もしも、私が、学歴や容姿や財力の理想ハードルが高く、今のうちの人と出会っていなければ、ここまでポジティブに楽しく生活できていないと思うのです。

パートナーの思いやりや優しさに私は日々感謝してます。大きい病気だったからこそ、ありがたみがしみます。

って、こういうことを直接、本人に言うと、いつも照れくさそうに笑っています。