がんにスマイル

治療の準備でウィッグ買っちゃいました

1st抗がん剤投与から2週間で抜け毛が酷くなると言われていたのですが

「あれれ?私は抜け毛大丈夫なのかな?」と思っていましたが、

ピタリと14日目になった途端にキマシタ!抜け毛!

寝ている間に枕に擦れるせいか、後頭部が薄く…

でも、病院でもたくさんのパンフレットいただいたり、抜け毛へのアドバイスも受けていたので、ウィッグの準備は万端!

最近は、ネットでも試着用ウィッグやカラーサンプル送付があったので、私は両方とも試してからネットで楽々購入しました。

かぶり慣れていない違和感と、on the 前髪に慣れすぎてしまっている私は、速攻自分で前髪カットしてしまいました。

かぶって慎重に切ることをお勧めいたします。ねぜならば、ウィグの毛は自然に伸びてくることは決してないからです。後で後悔しないように、チビチビ切りましょう。

自分で切るのならば、ちびっと切ってからかぶって出かけて様子を見てからまた気になるところはちびっと切る感じが安全です。

ランチカウンセリングに早速かぶって行き、会員さんへ

「今日、私、ウィッグなんだぁ!」といったら、全く気がつかなかった!と、驚かれました。

うふふ。

がん治療で多くの人が苦しみ、心を痛めてしまう「脱毛」。

と、聞いていたのですが、私的には、もっと、いろんなウィッグを揃えたくなり、ちょっとウキウキ♪

そして、私の降るウィッグに興味津々の女性会員ちゃん。

今、ネット購入でも、自然なつむじやオール手植えネット等を気軽に買えます。

「私も、お見合いの時用にウィッグ買おうかなぁ。その方がスタイリングも楽そうだし。」

いやいや、それは、地毛で行ってください(^^;)


抗がん剤2週間目の驚き

ここ最近、左手のリハビリも兼ねて、編み物を始めました。かぎ針編みは生まれて初めてですが、最近は、ネットで優しい動画や無料で丁寧な編み方図も見れるので便利ですね。それで、なんとかあめちゃってます。病院の待合室はスマホ電波も入らず、時間を持て余していたので重宝しています。

待合室でひたすらコツコツ。今、コットンの毛糸で淡いブルーの春ポシェット編んでいます。

抗がん剤投与から1週目と2週目は採血があります。

主に、どれだけ効果があるか白血球をメインに観察するためのものらしいのです。

先週、1週目の血液検査では何の変化もなかったのですが、今回、2週目の検査でびっくり。

好中球が26/μL

好中球(白血球の一種)は通常基準値が女性3,500~9,100/μLらしく、抗がん剤投与によって500くらいまで下がることがありますとは言われていたものの、私は下がりすぎのよう。これが少ないと、要するに、免疫力がガクンと低下するわけです。

あまりにも低いので、先生に前もって解熱剤と抗生物質を処方される。

これが、ナイスでした。

帰宅後、一気に39度まで発熱。体がしびれて全く動けない。朝、解熱剤で熱が下がって午前中は微熱程度。しかし、夕方に発熱。そして、解熱剤。といった具合をここ3日間繰り返していました。

白血球が低すぎて免疫力が急低下しているのでなかなか復活できずビックリしました。

この、抗がん剤から2週目というのは、白血球以外にも色々なことを言われていたのですが、ドンピタリと私は一気にこの2週間目にまとめて到来した感じです。

・白血球低下

・脱毛

・味覚障害

そうなのです、いよいよ来ました「抜け毛」

ちょっと頭を触っただけでこの量が指先に着きます。そして、なぜか、毛根が痛い!

手で触っても、枕にあたるだけでも、なぜか毛根が痛い。

気になるので、何度も手で触っては「うわー、すごい抜け毛ダァ」と自分で驚いて動作を繰り返していたのですが、色々調べたら、無理に触って抜かない方が今後の毛の生え方にいいようなので、なるべく触らないように今、気をつけています。

2週目の検査の時、先生に「まだ使っていませんね」と、髪の毛を指差していたので

「まだです」

「準備はされていますか?」

「あ、はい、もうウィッグ買ってあります(^_^)♪」と答えました。

やはり、みんな2週間目が時期のよう。

そういえば、この数日前に、みなとみらいで伊勢のマスコットキャラクターを見て、

「あれも、一種、ウィッグの役割をしてくれるかも」などと思ってしまった。

そして、料理好き&美味しいもの好きな私的には脱毛よりショックかもしれない。

味覚障害。

これは、脱毛ほど強く言われていなかったので自分はならないと思っていたのですが、なってます。

舌の先端部分の味覚が鈍くなっている。

舌の付け根の部分の味覚はまだ正常な感じですが、塩気を感じることがとにかく鈍くなっていることと、何も食べていない時に突然、口の中に苦味を感じたりします。

舌の先端が甘みを感じる箇所とかの「味覚地図」は最近では間違いかもしれないという説が言われているようですが、今、舌の先端の方の味覚が鈍くなっていて塩気に鈍い感じがする私としては、塩気や甘みを強く感じる箇所は多少ある気がします。

でも、なぜか出汁などの旨味はしっかり目に感じている気がします。塩気よりも旨味を強く感じるとは不思議です。

味覚と髪の毛とどちらを失うのが辛いですか?と聞かれたら、迷わず味覚と答えるであろう私。

味覚には亜鉛が欠かせないものなので、明日から亜鉛サプリを飲んで経過を見てみよう!


癌にもよいかな?美味しくヘルシーなジビエを味わう

巷でジビエ料理が流行ってはいるものの、なかなか美味しいジビエに巡り会うことは難しい。

ここ数年は、知り合いのハンターさんから美味しいジビエお肉をいただいて、家でじっくり低温調理で食べるのが一番美味しいと思っていた私。

ですが、

美味しいジビエを久々に口にしました。

このお肉、小鹿のエイジング肉。

口にいれたとたん「むむむ!」と思いました。

半端なく美味しい。う、国内で食べたジビエでは私的に上位ランク。

ジビエなのにお肉の風味や舌触りや食感が上品過ぎる。熱が冷めてもやわらかく美味しい。

炭火でじっくりすごくお時間かけて焼いているとのこと。

なので、注文してからかなり時間がかかるのですが、食べてよかったぁ!という気分になりました。

ヘルシーミートな鹿肉は馬肉同様、脂肪の少ない赤身の肉で豚肉や牛肉に比べカロリーは約3分の1、脂肪分は15分の1程度で食物アレルギーの原因になりにくい消化の良いタンパク質。

そして、抗がん作用や肥満防止に効果がある共役ジエン型リノール酸が豊富に含まれているお肉。

鹿肉は現在の私の体にも向いているお肉なのです。

お塩のみで味わうのも美味しかったけど、さっぱりした温かいまろやかチーズの塩気で食べたいなぁ。

ワインも進んでしまいそうですが、現在、治療中につき飲酒控えめ少々。

こちらのお店は

BiOsteria Komakine  ビオステリア コマキネ という横浜ブルーライン(蒔田駅)沿いの小さなお店。