料理

ちょっと贅沢!真珠の自家製カリカリ小梅の作り方

この季節、毎年、私は自家製漬物に忙しいです。
特に、ラッキョウや梅です。

今年は大きい南高梅ではなく、小粒青梅で自家製カリカリ小梅漬けを作りました。

まず、新鮮な小梅を手に入れること。

小梅はなるべく青く新鮮なものでないと上手くカリカリ梅にならないのです。

なので、購入した時に既に黄色く熟した小梅だったら、カリカリにするのは諦めましょう。

本当は収穫したその日に加工するのがベストなのですけどね、なかなかそういうわけにもいきませんよね。

ウチは、今年、予約注文して届いたものをその日に製作に取り掛かりました。

【自家製カリカリ小梅の作り方】

(材料)

・小梅 1kg

・塩 100g

・ホワイトリカー 50cc

・卵の殻 3個分(内側の薄皮を取って、オーブン200度で10分焼いて冷ましてガーゼにくるみタコ糸で縛り、砕いておく。2つに分ける)

 

(作り方)

1.小梅を洗ってたっぷりの水にさらし1時間。途中、1回、水を替える。アク抜き。

2.よく水を切り、爪楊枝でヘタを取る。果肉を傷つけないようにする。水の残りがないようにキッチンペーパーで拭きながら作業すると良い。

3.熱湯消毒orアルコール消毒した大き目の容器に小梅とホワイトリカーと塩を入れ、塩を絡めながら小梅にチカラをかける。こうして、しっかり梅の繊維を壊すことでカリカリになります。
4.ガーゼにくるんだ卵の殻を中間に入れる。

5.赤くしたい場合は、塩でアク抜きした赤シソを入れる。

6.1週間ほどで食べられるようになります。その後は、冷蔵庫保存がお勧め。

 

コチラは、赤シソ入りで、2kg。2日目の様子。梅酢がかなり上がってきたのがわかります。
梅酢よりも上がってくる梅があったら、重石をしましょう。

写真は明るいところで撮りたかったので、青空背景ですが、保存は冷暗所がよいです。

赤シソ入りの場合は、赤シソで覆う。

もしも、途中でふにゃふにゃ梅を発見したら、取り出して天日干しして、梅干にしたほうがよいです。
液体の中でどんどんふにゃふにゃが進んで、ドロドロになってしまいます。

小梅は天日干しがとっても簡単。

大きなザルか100円ショップのカゴに入れて2~3日ほど天日に干せばOKです。

(今回、30粒ほど、柔らか梅が出来てしまったので、それは天日干しにしました。)

 

でも、なぜ、カリカリになるかというと、卵の殻の成分。

要するに、カルシウムが入っていると、梅がカリカリになるからです。

実は、今回、ウチでは、卵の殻の変わりに、普段フェイスパウダーとして使用している

真珠パウダー

が、食べても安心なグレードなので、その真珠粉を使ってカリカリ小梅を作ってみました。

真珠入りカリカリ小梅だなんて、美肌っぽいでしょ♪

結果、上手く美味しい真珠エキス入りのカリカリ小梅が出来上がりました。

 

そして、何と言っても、梅エキスは体にいい!ガンに効く食べ物!

添加物や保存料無しの自家製梅漬けが作れるのも今の時期だけ。

今、店頭に並んでいて気になる!という会員さんがいらっしゃったので、アップしてみました。

自家製カリカリ小梅、美味しいですよ♪

 

ちなみに、

甘いカリカリ小梅にしたい場合は

・小梅  1kg

・塩 50g

・ホワイトリカー 1/3カップ

・砂糖 1カップ

・酢 180cc

・赤シソ (灰汁抜きしたもの150~200g)


ベニキララと婚活と料理

ベニキララというお芋をいただいて、スウィートポテトパイと芋あんぱんを作りました。

このベニキララ、中がオレンジ色なんです。

粉ふきいもの要領で茹で、フードプロセッサーでガーっとペースト状に。

途中、味を見ながらハチミツと少量のバターを加えます。

ベニキララのあんの出来上がり。

これを、パイ生地に包んで焼いたもの

ホームベーカリーにお任せしておいたパン生地にくるんで焼いたもの

やさしい味のおいもあんスウィーツが出来上がりました。

これらが短時間で出来上がるのも、フードプロセッサーとホームベーカリーのおかげ(^^;)

 

よく、カウンセリングで「料理は出来なくはないけれども、毎日は作っていない…」という女性が多いです。

結婚後、料理は出来ても、夕飯の支度に5時間も6時間もかかっていては、ご飯を待つ旦那様も疲れてしまいます。

毎日のご飯料理において「時間」というのも重要なことです。

何時間もかかって凝った料理が出てくるよりも、パパッとお腹がすいた時に、冷蔵庫にあるもので直ぐに料理が出てくるほうが家族には嬉しい場合もあります。

しかし、この料理の手際のよさというのは、常日頃から料理をしていないと身につかないものです。

毎回、料理本やクックパッドとにらめっこでは困ります。

手作り料理は婚活女性の悩みでもあるスタイルアップや魅力アップにもつながります。

料理苦手な方やたまにしか料理をしない料理不精の方は、キッチン家電や便利キッチングッズを購入して、料理を楽しくしたり、料理の時短をすることをお勧めします。

最近は、ホームベーカリーやオーブンもどんどん進化して出来上がりの美味しさや機能、調理時短もアップしています。

独り暮らしで家が狭いから調理家電が置けないので料理が出来ないなんていう方もいますが、電子レンジは置いてあるはず、小型のオーブンレンジも最近はかなり進化しているのでおすすめ。

料理以外にも、自家製のケーキやクッキーをデートのお礼に男性にプレゼントするのもいいでしょう。

以前、「料理は出来なくはないけれども、毎日、コンビニ食や外食ばかりの女性と結婚したいですか?」と、10人に聞いたところ、9人がNo!

「不健康そう」

「子供が産まれたら心配」

「結婚しても料理を作ってくれなさそう」

「料理なれしていない女性は結婚に向いていないのでは?」

「お肌が荒れてそう」

「女性としての魅力を感じない」といった答えでした。

Noと答えたお一人は「忙しい人だとしょうがないんじゃないのかな?」という答えでした。

やはり、料理が上手な女性=家庭的で女性らしい

とうのは、婚活を意識した男性からはゆるぎない女性の魅力の一つなのだと思います。


春キャベツの本格手作りザワークラウト話題の乳酸キャベツ

大ぶりで美味しい春キャベツをいただいたのでザワークラウトにしてみました。乳酸キャベツとして、テレビや雑誌でも話題になっていますね。

大きなソーセージの添え物だったり、コストコのホットドックにのせるチョット酸味のあるあのキャベツの千切りです。

ようするに、発酵させたキャベツ。植物性乳酸菌の宝庫ですので、お腹はもちろん、美肌やアンチエイジングにもピッタリの保存食。

しかし、市販のザワークラウトは、保存料や添加物も多く、植物性乳酸菌のチカラが半減してしまっていることが多いのです。

ここは、健康目的で食べるなら、お酢を使ってのなんちゃってザワークラウトよりも、ぜひ、本格自家製ザワークラウト乳酸キャベツをお勧めしたい!

ちまたには「乳酸菌」と名のつくものが沢山出回っているけれども、最近、ありすぎてよくわからない人も多いはず。

大きく分けて、二つ。牛乳等から造られるヨーグルトやチーズ等の「動物性乳酸菌」とザワークラウトなど植物から生まれる「植物性乳酸菌」

この、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の大きな違いは胃酸に強いか弱いかなのです。

実は、植物性乳酸菌のほうが、胃酸に強く、生きたまま体のおくまで届くチカラに優れているのです。なんともありがたい乳酸菌なのです。

漬物やキムチ、醤油などにも含まれているのですが、ザワークラウトは植物性乳酸菌を特に多く含んでいて、植物性乳酸菌の宝庫とも言われています。

・整腸作用
・ダイエット
・免疫力アップ
・美肌
・抗アレルギー作用

これは、ダイエットやアンチエイジング、美肌を気にする方はぜひ、毎日の食事に取り入れたいものですよね。

 

本格自家製ザワークラウトの作り方

・キャベツ 1玉(約1kg)

・塩(自然塩) キャベツの2%(今回は大さじ1)

・ローリエ 2枚

・赤唐辛子 1本(半分にカットし種を抜いておく)

・キャラウェイシード 少々

・ディルシード 少々

・粒コショウ 4粒

 

1.浅漬け容器、なければ、大き目の容器か瓶に熱湯をかけ、除菌しておく。

2.千切りしたキャベツを塩でよくもむ。たくさんの水分が出る。水分は捨てないように。

3.キャラウェイシードとディルシードを加え、軽く混ぜる。

4.容器に3のキャベツを半分入れ、ローリエ、赤唐辛子、粒コショウの半量を置く。

5.残りのキャベツを入れ、残りのローリエ、赤唐辛子、粒コショウを置く。

6.キャベツから出た水分も全て入れ、ラップをし、上から押す。表面がなすべく水分に漬かっていることが好ましい。テレビで見た乳酸キャベツの作り方では、ジップロックにビン重石を利用していました。発酵と腐敗は違います。水=発酵液になるので、なるべくキャベツが空気に触れないことが、腐敗防止になります。

7.上に重石をのせる。重石がない場合は、お皿やビンなどを重石のかわりにする。あまり直射日光の当たらない場所で常温で放置。

5日目くらいからプクプクと水分部分に小さな泡が出てきたら、上手く発酵している証拠です。気温などの状況によって、この泡の出方はまちまちです。

1週間ほどで食べごろな酸味になります。

キャベツの量に対して、2%と記載しましたが、私は塩加減は結構ザックリです。1玉に大さじ1。今までこれで失敗したことはありません。

しかし、必ず、にがりの入った天然の海のお塩を使用してください。ナトリウム主体の食卓塩等では、発酵が不安定になる恐れがあります。

 

発酵の具合ですが泡が出ていないから失敗?というわけではありません。臭いを嗅いで、セメダインのような香りがしたり、ボワッとカビが発生していたらアウトと思ってください。その場合は食べることを断念したほうがよいです。

私は出来上がったザワークラウトを容器に移し、冷蔵庫で3日ほど味を落ち着かせて食べるのが好きです。

冷蔵庫に入れてしまえば、かなり日持ちします。

 

美味しい春キャベツ、1玉って結構な量があり買うのを躊躇している方、余ったら、ザワークラウトにしてしまえばよいのです。

でも、大量なザワークラウトが消費できるか心配…という人も大丈夫!

実は、ザワークラウトは色んな料理にも使えます。

そのまま、お肉料理の添え物やサラダとしてはもちろん美味しくいただけますが、ザワークラウトは火を通すことによって、その酸味がマイルドに抜けます。

なので、オムレツ、野菜炒め、餃子、スープ、スープカレー、カレーの添えもの、味噌汁、パスタといった料理にも最適です。

例えば、

ザワークラウト(乳酸キャベツ)の料理応用

・ザワークラウトとツナ缶とコンソメとパスタがあれば、あっという間に、キャベツとツナのパスタが出来上がります。

・ザワークラウトとポテトとベーコンと卵でのオムレツも美味しいです。

・茹でたジャガイモとザワークラウトをドレッシングであえれば、ドイツ風のホットポテトサラダ。

・ベーコンとザワークラウトを軽く炒めて、トーストに載せれば、植物性乳酸菌の朝食に。

・ザワークラウトにきゅうりとわかめを加えれば、簡単に小鉢の出来上がりです。

また、ザワークラウトはソーセージなどのお肉料理に相性抜群ですが、実は、お魚料理ともあいます。サーモンマリネと合えたり、シーフードミックスと炒めたり、家でシンプルな材料で手作りしたザワークラウトだからこそ、クセのない酸味で色々な料にも使えるのです。

ザワークラウト(乳酸キャベツ)の保存期間

ザワークラウトはドイツのキャベツ保存食です。

なので、うまく保存すれば、通常生の1玉キャベツ2週間程度(カットキャベツは1週間)の保存期間が、数ヶ月になります。

しかし、発酵食品ですので、保存の間に発酵が進み、味は変化します。キムチなんかは、日数が経つとどんどん酸味が増しますよね。

で、どれくら味が変化するかというと、キムチほどの変化はありません。

私は2ヶ月以内にいつも食べきるので、食べきる前に新しいザワークラウトの仕込をします。発酵しすぎで困ったことはありません。冷蔵庫保存では、発酵はあまり進まないからです。とりあえず、私の経験からは、2ヶ月以内で冷蔵庫保存であれば、味の大きな変化はなく安心して食べられるかな。

 

ザワークラウト(乳酸キャベツ)の千切りサイズ

また、自家製ザワークラウトの場合は、キャベツの千切りを細くするか、ちょっと太めにするかも、作る人の好みに合わせられます。

私は、あまりに細いザワークラウトだと、炒め物の時に箸に絡まりやすくやっかいなのと、少し食べ応えがあるほうが好きなので、あまり細い千切りにはしません。

自家製のザワークラウトを味わってしまうと、市販のザワークラウトに「あれ?家のザワークラウトのほうが断然美味しい!」と、違和感を覚えるほどです。

我が家では、酢たまねぎとザワークラウトが冷蔵庫に並んで常備してあります。

ぜひ、お試しあれ!