病院からのサバンナ風朝陽と夜景

病院では目覚ましなしに、日の出前に起床する。私にもようやく朝の体内時計が備わったのかしら?(笑)

そして、ぬるま湯でうがいをしてから、パソコンを動かす。

6時35分にフロアの端の窓から、朝陽を眺めます。

埠頭にある重機(写真左)が、サバンナのキリンのようで好きです。

朝陽の眩しさは、昼の太陽の眩しさとは違う幸せやフレッシュを感じますね。

静かで毎朝とても綺麗で神々しいです。

入院前の普段、睡眠も食事の時間もあまりに不規則だったので、

現在、決まった時間に3回食事をして、お酒も飲まず、テレビも見ず、日の出前にパチッと目が覚める規則正しい生活が出来ていることが不思議なくらいです。

そして、仕事がはかどります(笑)

そして、ありがたいことに、会員さんたちがお見舞いにいらしてくれるので、私もみんなから励ましの元気をもらいつつ、カウンセリング的なお話もできて安心します。

今日も明日、お見合い予定の会員さんが日中に病院へ立ち寄ってくれて、明日のお見合いの意気込み確認(?)を伺えました。

入院前、プロポーズを控えている会員さんたちは特に心配だったのですが、みなさん、順調に進んでいて嬉しい限りです。

お花を持ってひょっこりお仕事帰りにお見舞いに来てくれた会員さん。本当に感謝。

こうして毎日、私の病室にお花が増えています。現在、とっても華やかです。

本当に不思議と、癌になったからと言って、悲観的にもダークにもネガティブにもならず、入院中もこうして元気にポジティブでいられるのもみんなのおかげだと思っています。

お見舞いに来てくれた人、励ましのメッセージをくれた人、心配してくれている人、皆さま、本当にありがとうございます。リハビリ頑張って、もっともっと元気になります!

 

夜、静かな病院からの夜景です。

入院してからほとんど毎日、快晴なので朝陽、青空、夕日、夜景に一喜一憂です。

 

 


リハビリで久々に外へ出たら気持ちよかった

午前中、まぶしいくらいの青空の中、歩行器で外へお散歩。

足取りはしっかりしているものの、お腹の傷をかばう&左腕のしびれと痛みがあるので、まだ、念のため歩行器。

やっぱり、外の空気のほうが気持ちいい。

1日が何気に、あっという間に終わります。暇すぎる毎日で、無駄に読書や編み物なんか(←普段もしないけど)をする日々かと思っていた(笑)

朝、日の出前に起きているんだけどな~。不思議。

 

今日も会員さんたちがお見舞いにいらしてくれて、とても嬉しかったです。

こんな、素敵な婚活会員さんに恵まれて、私は幸せものです(涙)

しかし、お見舞いに来てもらったついでに、ちゃっかり毎日カウンセリングしちゃってます(笑)

おかげで、癌のことをどんよりと悩む暇はありません。早く元気になりたいです(^^)

 

今日、一部、縫合個所の抜糸をしていただきました。

私にとっては今回の癌手術が人生初手術だったので、小さいころの抜歯時のみ、歯以外では初抜糸です。

かなり痛いものだと思って、とても緊張しましたが、全く痛くはありませんでした。

手術前よりも緊張したかも(笑)

 

午後にMRI検査をして左腕のしびれの原因を探ってもらう。

14時間という長時間の手術による影響で回復が少し遅いよう。。。

やはり、手術、長かったんだなぁ~、と実感。

 

リハビリ頑張るぞ!

と、最近、食後にフロアー内を徘徊していると、談話室でテレビを見ているおじいさんやレース編みをしているおばあさんたちに「あら?もういっちゃうの?もうちょっとここにいてよー!」と、お話しにつかまる(^^;)

普段、見知らぬご老人たちとパジャマ姿で世間話をすることなどないので、結構、新鮮です(笑)

 

そういえば、今、私の痛み等以外の苦しみは、病院の乾燥。

とっても乾燥しているのね、病院って。

お見舞いでいただいた顔パックつけてみました。

なぜか、

河童のフェイスパックでした。

当然ながら、やって来た看護師さんに驚かれる。

河童だからか?とてもぬるぬるして潤いました(笑)


癌になったからこそ感じることがいくつもある

今、歩行器を使って病院内を歩くことが出来ます。

いくつかある手術縫合箇所でも腹部が一番大きく40cm超なので、その糸がパックリしないように少し腰を曲げて歩いています。

ずっと寝たきりだったにもかかわらず、登山をやってるせいか、初歩行器から結構順調に歩行できています。

 

ようやく声がまともに出るようになった今週あたまから、友人や会員さん、仕事仲間、山仲間たちが毎日、お見舞いに訪れてくれます。

少し歩けるようになったので、大きな談話室へも行けるようになりました。

昨日、ひょっこり訪れてくれた今月入会予定さんからいただいたケーキ。美味しかったです。

お仕事仲間のKさんからいただいた鮮やかなお花。私のイメージでのカラーチョイスとおっしゃってくれていて、嬉しいです。

毎日、お花が増えていき、ベッドの周りがお花で囲まれています。とても華やかで、眠るときも朝起きた時もほんのりとした花の香りにとても癒されています。

スタッフYちゃんと山仲間Hちゃんにいただいたオレンジのお花。可愛いメッセージカードがついていまいた。

常日頃、ブランセルのYちゃんはパキパキ仕事をこなすとてもしっかり者なので、私もこうして悠長に入院できているわけです。逆に、Yちゃんが風邪ひかないように心配ですが、お花を届けてくれて、お顔も見れて安心しました。スタッフに恵まれていることに感謝です(涙)

もちろん、会社では一番最初に病気と手術のことを告げたのはYちゃんにでした。病気とは無縁そうな私が大病となってしまったので、彼女も驚いていました。

ブログ等ではまだ少し躊躇していて病名を記してなかったので、お見舞いに訪れるみんなが恐るおそる病名を聞いてくるのを申し訳なく思っております。すみません。

私の病気は癌です。

近年、医療の発展とともに「癌=死」ではないものの、みんなやはり、癌と告げるとビックリさせてしまうので戸惑っていた部分があります。

戸惑っていた部分には、主部分の癌が7.5cm超の大きなものだったこと、他に転移箇所があったこと、癌レベルが高かったこと、手術が難しかったこと、年末年始でおめでたい気分を壊すのが申し訳なかったこと等です。

そして、こうしてお見舞いに来ていただいた方やブログで癌告白をすることは、みんなをびっくりさせるでしょうし、会員さんを不安にさせてしまうことは大変に申し訳なく思っています。

ただ、私自身は、癌宣告前よりも、日々、どんどん精神が向上している気分です。もっと、前向きにポジティブに生きていこうという気分でいっぱいです。

それは、周囲の人のチカラが大きいです。

家族、友人、仲間、そして、パートナー。それと、普段は私が心配しているブランセルの会員さんたちがとても心配してくれていること。心から感謝しています。

 

手術後、声も出ず、体の痛み、しびれ、動くことも出来ず、隔離された部屋の中でただ不安でした。
ICUを出てから、家族の顔を見て、声が聴けてとても安心しました。

癌になってしまったことは事実なのだし、しょうがない。でも、癌になったことでこんなに人の気持ちやチカラのありがたさを心底感じています。

そして、癌になって、普段普通に歩ける、動ける、食べれる、ただ当たり前のことがどれほど幸せな事かわかりました。

つらい、痛い、苦しいといったことを口にするのは簡単です。けれども、そればかりだと、不安や不満といったことも並行してしまいます。

不平不満は、自分の努力や行動が足りないことに気付いていないときに出ることがほとんどです。

不安や不満を解消するには、自分で動く、やる、行動するしかないのです。そして、それが一番確実です。自分の体がもっと動くように、もっと頑張らなきゃ、もっと努力しなきゃ。

もっと、感謝する心を忘れないようにしなきゃ!自分でやれることは精一杯やっておこう!と、人生の元旦を感じています。

 

今週無事に退院できるように、しっかり食べて、リハビリも頑張ります!

退院して、会員さんとワイワイ飲んだり、仲間と山へ登ったり、美味しいものを食べたり。したいこと満載です!