好みのタイプを聞いて
「優しくて、いい人」
と答える人の半数以上は
純粋に、優しくていい人とは長くお付き合いしない、出来ないことが多いです。
実はこのタイプ、相手に対する要求や欲、キライと思える部分などを少しでも発見するととたんに嫌になってしまい
相手を好きになる可能性よりも、
自分に合わないと感じるバロメーターを無数値で持っていることが少なくありません。
「希望通りの、優しくていい人なのにどうして嫌なの?」
「ただの、優しくていい人だから。」
「え?それ、好みと違うの?」
「彼、私に合いません。」
要はそこなのです。
優しくていい人という一般的な言葉で、自分の好みや欲求を隠していることが多いのです。
「私に合わない」という言葉の中には、自分の要求もあり、受け身だけれども上から目できちんと相手を観察しています。
何かひとつささいな点でも嫌なところを感じてしまうと、すべてが嫌になってしまったり、その部分だけを引きずって思う厄介さを持っています。
相手のよい部分を快く評価できないのです。
そして、「嫌な部分がある=自分は妥協、我慢してあげてる」という考えがあるので、交際が長続きしません。
成婚する人のほとんどは、そこを、妥協や我慢とはそもそも感じていません。
むしろ「彼って、○○なんですよ~」なんていう感じに、笑い話や愛嬌と感じて受け入れています。
こういう気持ちが、素敵な出逢いを招いているのでしょう。