手作り

簡単手作り 梅の酢漬け&梅醤油

梅雨のこの季節の毎年の我が家のお仕事

梅仕事

香りの良いまあるい梅の実が出回っているこの季節。

我が家では色々な梅漬けビンを作成します。

梅干は塩分、梅シロップや梅酒は甘味。美味しいけれども塩分と糖分は毎日の摂取には気になるところ。

塩分と糖分を気にしない梅漬けはズバリ!梅の酢漬けです!

しっかりと梅のエキスが染み渡った酢のエキスはとってもまろやかで、ソーダやハチミツを入れて飲んでもよし、散らし寿司や酢の物やタレ等の料理によし、実はピクルスや薬味としてもよし。使える幅が広くて便利です。

作り方は青梅を酢に漬けるだけなのでとっても簡単。

年に一回作る1年分なので、ウチでは5Lビンで作りました。材料は、作るビンのサイズや梅の重さにあわせて計算してください。

余った梅は梅醤油にするのがお勧めです。(梅醤油の作り方は下へ掲載してあります。)

 

超簡単青梅の酢漬け

【材料】(5Lビン用)

・青梅 2.5kg

・酢 2L

・日本酒 100~200cc

【作り方】

1.ビンや調理具は熱湯oアルコール消毒をしておく。

2.青梅をたっぷりの水でアク抜きする。2~4時間。途中で水を入れ替える。青梅は優しく傷付けないように扱う。梅は青く新鮮なものが好ましい。あとで、種を取り、料理にも使用したいので、2Lサイズ以上の粒の大きいものがお勧め。

3.爪楊枝で果肉を傷つけないようにしながらヘタを一つひとつとる。

4.ザルにあけて水気を切る。ちなみに、ウチで使用しているのは、100円ショップのプラスチックメッシュかご。これは、梅干しやシソゆかり作成にも活躍してくれる。

5.残っている水分をキッチンペーパーで丁寧に拭く。水分が多く残っていると、カビの原因になる。この時点でやわらか過ぎるものや、傷が多過ぎるものは残念だけど省く。多少の傷はオッケー。

6.殺菌したビンに梅をそっと入れていく。日本酒と酢を注ぎ、3ヶ月ほど待つ。途中、たまにカビ防止のためにゆさゆさする。

お酢の5~10%程の量の日本酒を入れると、出来上がりがお酢だけよりも少々マイルドになるので、ウチのオリジナルで日本酒少々入れています。(料理酒でないもの)

この品のメインは青梅エキスたっぷりにまろやかな酢を作ることです。

3ヶ月頃から梅のお酢として使えますが、半年以上経過したあたりから、まろやかさがアップします。

梅の豊富なクエン酸が疲労回復や美肌に効果的。

そして、現在、がん治療中の私としては、青梅エキスががん細胞に効果的ということで、今年は大量梅仕事。

更に、梅干のような手間もないし、梅酒や梅シロップよりもカビの心配が少ない。砂糖や塩の溶け具合を気にしなくて良い。と、本当に簡単すぎる梅仕事ですが、便利な梅品です。

使用するお酢。穀物酢と純米酢とでは、穀物酢の方が酸っぱさがマイルドに仕上がります。ウチは、純米酢を多く使っているので日本酒を少し投入してマイルドにしています。

黒酢で作ったバージョンもあります。そちらは、梅黒酢は黒酢自体がマイルドでコクがあるので、お酒入れずにお酢だけでつけています。
自家製梅黒酢も料理やドリンクに幅広く使えます。

 

普通、梅酢といえば、梅干の時に出来る水のこと。多くの塩分を含んだ副産物でかなりしょっぱい!でもコチラは、このままソーダやお酒、ハチミツと合わせてゴクゴク飲めます。普通のお酢のように使えます。梅酒よりも多用途です。

酢の物や酢飯、鶏手羽のさっぱり煮、浅漬け、マリネ等。特に、シーフードに使用すると、梅のさわやかさが、臭みを消してくれます。

中の梅の実は3ヶ月~1年以内に取り出してください。色が悪くなります。

取り出した梅の実はとっても酸っぱいです。細かく刻んでゴマと一緒にご飯に混ぜれば、お稲荷さんの簡単酢飯になります。

刻んできゅうりやキャベツなどの野菜にあえれば酢の物等、色々使えます。

ただ、この梅の実をボリボリ食べるにはかなり勇気がいります。酸っぱいです。

梅の実をそのままメインで食べることを中心に考えている方は、甘酢や簡単酢、寿司酢で漬ける事をお勧めします。

 

この梅をただ酢につけるだけの梅仕事は、カビの心配はほぼなく、失敗はまずないと思います。
梅仕事初挑戦の人でも手軽に簡単に安心して出来ると思います。

 

超簡単手作り梅醤油

そして、今回、実は購入した青梅は3kg。

残りの500gの梅は醤油漬けにしました。

こちらも手順は梅の酢漬けと同様。お酢を醤油に替えるだけ。容器はおなじみのWECKです。

 

【梅醤油の作り方】

1.上記の梅の酢漬けの5までの手順で梅の下ごしらえ。

2.容器に梅の実を入れたら醤油を注ぐ。梅が隠れるくらい。(うすくち醤油でも可)

3.1ヶ月ほどから使えます。

 

この梅醤油で冷奴やかまぼこ、白身のお刺身、照り焼き、湯葉刺し、さしみこんにゃく、納豆、餃子、長芋、大根おろし等が美味しくなります。また、この梅醤油でササッとお野菜やお肉を炒めるだけで、お酒の小鉢になります。

私の一番好きな梅醤油の使い方は、冷奴と練り物。豆腐、ちくわやはんぺん、かまぼこと。相性が抜群です。

そして、梅の酢漬け同様、梅醤油も取り出した梅の実を食べられます。

結構、しょっぱいので、塩抜きをしてもかまいません。細かく刻んで、ご飯に混ぜたり、冷奴にかけたりと色々使えます。

 

 

現在、ウチのキッチンは先週のカリカリ小梅に続き、爽やかな梅の香りでいっぱいです。

 

 

梅は疲労回復にもダイエットにも効果的なのよ!

 

 

私、最近、治療薬のせいで体重増加。会員さんたちにも「太りました??」って言われる(涙)
(実際、かなりの増加)

病気や治療を言い訳にして、体重増加してたらダメだわ私、

きっと、痩せない一番の原因は 言い訳ね

忙しいや病気を言い訳にデブになって楽しいわけがない!

ダイエット頑張るわ!!


ちょっと贅沢!真珠の自家製カリカリ小梅の作り方

この季節、毎年、私は自家製漬物に忙しいです。
特に、ラッキョウや梅です。

今年は大きい南高梅ではなく、小粒青梅で自家製カリカリ小梅漬けを作りました。

まず、新鮮な小梅を手に入れること。

小梅はなるべく青く新鮮なものでないと上手くカリカリ梅にならないのです。

なので、購入した時に既に黄色く熟した小梅だったら、カリカリにするのは諦めましょう。

本当は収穫したその日に加工するのがベストなのですけどね、なかなかそういうわけにもいきませんよね。

ウチは、今年、予約注文して届いたものをその日に製作に取り掛かりました。

【自家製カリカリ小梅の作り方】

(材料)

・小梅 1kg

・塩 100g

・ホワイトリカー 50cc

・卵の殻 3個分(内側の薄皮を取って、オーブン200度で10分焼いて冷ましてガーゼにくるみタコ糸で縛り、砕いておく。2つに分ける)

 

(作り方)

1.小梅を洗ってたっぷりの水にさらし1時間。途中、1回、水を替える。アク抜き。

2.よく水を切り、爪楊枝でヘタを取る。果肉を傷つけないようにする。水の残りがないようにキッチンペーパーで拭きながら作業すると良い。

3.熱湯消毒orアルコール消毒した大き目の容器に小梅とホワイトリカーと塩を入れ、塩を絡めながら小梅にチカラをかける。こうして、しっかり梅の繊維を壊すことでカリカリになります。
4.ガーゼにくるんだ卵の殻を中間に入れる。

5.赤くしたい場合は、塩でアク抜きした赤シソを入れる。

6.1週間ほどで食べられるようになります。その後は、冷蔵庫保存がお勧め。

 

コチラは、赤シソ入りで、2kg。2日目の様子。梅酢がかなり上がってきたのがわかります。
梅酢よりも上がってくる梅があったら、重石をしましょう。

写真は明るいところで撮りたかったので、青空背景ですが、保存は冷暗所がよいです。

赤シソ入りの場合は、赤シソで覆う。

もしも、途中でふにゃふにゃ梅を発見したら、取り出して天日干しして、梅干にしたほうがよいです。
液体の中でどんどんふにゃふにゃが進んで、ドロドロになってしまいます。

小梅は天日干しがとっても簡単。

大きなザルか100円ショップのカゴに入れて2~3日ほど天日に干せばOKです。

(今回、30粒ほど、柔らか梅が出来てしまったので、それは天日干しにしました。)

 

でも、なぜ、カリカリになるかというと、卵の殻の成分。

要するに、カルシウムが入っていると、梅がカリカリになるからです。

実は、今回、ウチでは、卵の殻の変わりに、普段フェイスパウダーとして使用している

真珠パウダー

が、食べても安心なグレードなので、その真珠粉を使ってカリカリ小梅を作ってみました。

真珠入りカリカリ小梅だなんて、美肌っぽいでしょ♪

結果、上手く美味しい真珠エキス入りのカリカリ小梅が出来上がりました。

 

そして、何と言っても、梅エキスは体にいい!ガンに効く食べ物!

添加物や保存料無しの自家製梅漬けが作れるのも今の時期だけ。

今、店頭に並んでいて気になる!という会員さんがいらっしゃったので、アップしてみました。

自家製カリカリ小梅、美味しいですよ♪

 

ちなみに、

甘いカリカリ小梅にしたい場合は

・小梅  1kg

・塩 50g

・ホワイトリカー 1/3カップ

・砂糖 1カップ

・酢 180cc

・赤シソ (灰汁抜きしたもの150~200g)


天然成分の安心手作り日焼け止めを作りたい!

先日、スプレー式の日焼け止めを顔にシューっとし、2~3時間後、少々かいた汗で目に日焼け止め成分が入ってきて、眼球が激痛に!

日焼け止めって、体にすごく悪そうな気は、以前からしていました。

日焼け止めの成分で目に痛そうなものは、

・エタノール(アルコール)
・界面活性剤
・紫外線吸収剤(酸化チタン、酸化亜鉛)

ではないかな?と思うのですが、市販の日焼け止めには他にも色々な成分が入っているので、汗や涙の塩気と化学反応をおこしていることも考えられる。

そして、今、抗がん剤治療中の私として気になるものは「酸化チタン」

酸化チタン(別名:二酸化チタン)は、「発がん性」、「アルツハイマー」、「不妊」の原因としてて研究者の多くが危険性を指摘している物質です。食品の色を白くする目的で、日本でも食品添加物としても使用されています。

でも、フライパンの塗装などにも使われているもので、食品添加物なので肌に塗っても大丈夫となんとなく喜べない感じ。お肌がフライパン塗装と一緒って、

私はなんだか、イヤ(=_=)

そもそも、こんなに目にしみるものが、体にいい訳がないような気がする。

そういえば以前、雪山登山歩行中にやはり、目に日焼け止めが入って、激痛に。耐えられないくらい痛かった。でも、極寒の中。ピーク(山頂)付近で木陰もなく、急斜面。グローブを長時間外すことも危険だし、顔を洗う水もない(外気で直ぐに凍ってしまう)ので、仕方なく、雪に顔を突っ込んで手ぬぐいで拭いてしのいだ記憶がよみがえってきました。

また、以前、大自然の清流でラフティングをしに行ったとき、スタッフの方からの注意事項で、川が汚染されるので日焼け止めを塗らないでくださいと言われたことを思い出した。日焼け止めって自然環境にすら悪影響なのかぁ。と、感じたことを思い出しました。

 

今、抗がん剤治療中の私は、ただでさえ、色素沈着ということも心配なので、日焼け止めは毎日こまめに使用したい。

でも、白血球数も下がり、肌も敏感で弱い状態なので、なるべく、肌に優しく、天然成分だけの日焼け止めは出来ないものかと考えました。

私なりに色々と調べた結果、天然のオイルだけで手作り日焼け止めが出来るのでは?と真剣に思ったのは、天然オイルの種類によっては、SPFが数値化されていること。(以下は、私が本やWebで拾ったSPF値のおおよその目安です。)

  • ラズベリーシードオイル SPF25~50
  • キャロットシードオイル SPF34~40
  • オリーブオイル SPF2~8
  • ホホバオイル SPF4

中でも、ラズベリーシードオイルとキャロットシードオイルのSPF。酸化チタン同様に紫外線のA波、B波にも効果があるとか。これは、すごくうれしい。

しかし、いかんせん、天然モノ。この数値だけでもかなりのバラつき幅がある。もしかすると、収穫時期や保存方法等によってはもっと数値に幅があるかもしれない。これ、自分では計れないのでわからないのが現状。

う~ん、と考えた私の見解としては、天然オイル1種類のSPFを信じて日焼け止めとして利用することは危険!ということ。

なので、SPFの高めなオイルをブレンドして日焼け止めにしてみました。

メインはラズベリーシードオイルとキャロットシードオイル、そして、今、話題のウチワサボテンオイルの3種類です。

他のオイルはSPF度が低いことと、オリーブオイルなどは紫外線による酸化も心配なので、日中のお肌には合わないかもと思ったからです。

ウチワサボテンオイルのSPF数値は不明なのですが、暑い地域で育った植物は紫外線にさらされた過酷環境に強いイメージがあるのと、アルガンオイルよりもずっとビタミンEが豊富でお肌の調子を実感できている、今、私がハマっているオイルだからです(^_^)

酸化防止のために使用もされるビタミンEが豊富ということも私の注目したところ。

オイルの持ち歩きに私が現在、愛用しているのが、目薬タイプの容器。これだと、オイルがバッグの中でジワジワと漏れてしまう心配もありませんし、少量ずつ使いやすいです。マスキングテープでネーム書きしています。

そして、香りアクセントに数滴プラスしたのが月桃オイル。

これも、沖縄の暑い気候で育った植物であることと、お肌を整える効果でも知られている植物オイルということ。

また、月桃は虫除けにも効果があるということで、ボディの日焼け止めand虫除けにもなるのでは?ということからチョイス。

ラズベリーシードオイルとキャロットシードオイル、ウチワサボテンオイルの割合は均等くらいで、最後に2~3滴の月桃オイルを20mlの目薬容器に入れて手作り日焼け止め天然オイルとして使用しはじめました。

この手作り日焼け止めオイルを使い始めての感想は

・肌がふっくらすべすべになってきた

・目にしみない

・天然成分100%なので、すっぴんの肌にも安心して使える

・家での洗濯物干し、近所への買い物など、ちょっとした時の紫外線対策にも気兼ねなく使える

・全身に使えて石鹸で落ちる、メイク落とし不要

・天然成分で安心な日焼け止めとしてはコスパがいい

・肌乾燥しない

 

しかし、実際のところ、この手作り日焼け止めオイルがどれほどのSPF値なのかは定かではありませんが、オイルなので肌の上でののび、使い心地もよく、使用し始めてから肌のキメが整い、肌が白くなってきたようにも感じます。

抗がん剤治療中で肌の色素沈着も心配していた私ですが、今、毎日、この手作り日焼け止めオイルを問題なく使用しています。

私は絶対焼かないSPF安全値よりも、肌に安心な天然成分100%を選びました。

私は日中、この上に、真珠パウダーを軽くブラシでつけてファンデーション代わりにして外出しています。

真珠の粉はその独特な輝き成分に光を乱反射して紫外線を防ぐともいわれているので、バッグの中にも携帯しています。

真珠パウダー自体は真っ白ですがアミノ酸やカルシウムが成分ですので、つけた後しばらくすると肌になじんでくるので粉っぽい白浮きはありません。

パール成分でお肌も整いますし、光の乱反射のおかげでお肌をキレイに見せてくれます。

普段私は、カウンセリング時に「ノーファンデなんだぁ」というと、ビックリされることがあります。真珠パウダーは天然成分でとても優秀さを感じる私の長年の愛用品です。購入の時は、漂白の可能性のない日本製のものがお勧めです。

でも、チークやアイカラーの発色やモチは手作りで今だ満足のいくものを作ることができていないので、シャネルやジバンシィ等の市販のものを利用しています。発色よく見せたいのに、わざわざくすんだ色を使っては残念ですからね。

 

これらは私個人の感想で、天然素材で手作りゆえにSPF値や酸化度合いについては不明です。日焼け止めとしての性能にも個人差があると思われます。ご了承ください。