最近、会員さんたちがお食事にお誘いしてくれる時は
肉であることが多い。
みんな、暑さでバテないように体が肉を欲しているのかな?(笑)
そんな感じで、この日最後のカウンセリングさんと焼肉店へ(^_^)
お腹空かせてやってきてください!って、ご連絡いただき、まんまと腹ペコで伺う私(^^;)ニクニク♪
「最近交際は順調?」ときくと
彼女の可愛いところや素敵なところを嬉しそうに話す会員さん。
お相手の良いところがパッと言える、沢山言えることはとても素敵な関係だと思いますね(^_^)
そんな話しをしていて、ふと、私とうちの人の話になり
「うちは全然ケンカはないなぁ。」
「え?全然ですか?」
「うん、私、怒るの好きじゃないし、付き合ってからケンカしたことないわ。」
すると、ちょっと驚いた表情の会員さん。
怒ると私は自分の顔にシワが出来そうでイヤだし(笑)、どうせ、ケンカの後に仲直りするのであれば、そもそもストレスになるようなケンカなんてしなければいいと思うのです。私は。
ケンカしたり、イライラする時間がもったいない。
その分、笑顔でいたほうがとっても幸せです。
3時間ケンカするのと、3時間リラックスするのとどちらがいいかと聞かれて、前者を選ぶ人はいないはず。
ケンカは破局や離婚の原因になるけど、リラックスが破局の原因になるとは考えにくい。
ならば、破局を望んでいないのであればケンカはしないに越したことがないはず。
若いうちは「自分をもっと見て!」的なアピールや恋愛への不安から、ケンカを誘発させてしまうことがあり、ケンカの後の「やっぱりあなたが好き」ドキドキや気持ちが深まったような気分を感じるカップルもいるかもしれないが、30代に入ってくると、それはただのストレスになってしまうことが多い。
よくあるフレーズが
「私と仕事のどっちが大切なの?」
言ったことある人、考えたことのある人も多いのでは?
このフレーズを言った本人は、自分よりも相手が仕事を選ぶとは夢にも思っていない自信があるのでこういうのだけど、ここで相手がストレスを感じてしまうと破局へも繋がってしまう。ほとんどの人は30代から仕事が乗ってきて忙しくなる頃でもあるので、パートナーから仕事以外のストレスを生産されるのは辛いのです。
ケンカの発端って、約束や言った言わないなどの些細なことだったり、予想と違うことを言われたから等の原因がほとんどだと思うのだけど
日々、仕事していると、どうしても急な約束変更は日常茶飯事だし、それでなくても、私はがん治療で体の調子が100%ではない時がたまにあったりで、ウチの人とお出掛けしようとして、急に具合が悪くなってキャンセルせざるを得ないことなども良くありました。
私としては、楽しみにしていたお出掛けをキャンセルすることになって申し訳ない気持ちで一杯になるし、私も残念な気分になるけど、でも、ウチの人は怒らないし、それよりもお、私を心配してくれる。「また、元気な時に行けばいいじゃん。」と言ってくれる。
逆に、ウチの人も、急に仕事やゴルフの予定が入り、私との旅行やお出掛けをキャンセルしなければならない時もある。ウチの人はゴルフが苦手なので、私はドタキャンされて怒るというよりは「苦手なのに、かわいそうに…」と思う。それに、ふたりの時間はいつでも作れるけれども、仕事はいつでもというわけにはいかない。
ウチの人は、私ががんの入院中に仕事しても会員さんとカウンセリングしていても、温かく見守ってくれていたし、今も日々、私の体調をとても心配してくれている。だから、私はがんにも前向きでいられるし、こうしてみんなと元気にカウンセリングが出来ている。気持ち的にもとっても安心できるし、すごく助かっている。
もしも、これが「体調悪いのに仕事なんてするな」とか「具合悪いせいでまたキャンセルかぁ」「なんでまた具合悪いわけ?」等、イラッとされることを言われていたら、もしもこの人が短気な人だったら、私はここまで元気になっていなかったかもしれない。
たとえドタキャンでも、きちんと理由があるわけだし、お互いに体調が悪い時は無理しないほうがいいね、仕事の時はしょうがないねということは普通に考えているので、ケンカになる要素は全くないのです。
ケンカはあえてしなくともよいもの
例えば、
「週末の旅行なんだけど、急な仕事が入って、行けなくなったんだ。ごめんね。」
といわれたら、どう答えますか?まぁ、いわゆるドタキャンです。
<彼をイラッとさせる返答>
「え?なんで?約束してたじゃない!も~う、ショック!ひどい!」
と、答える人はケンカをはじめる気満々です。でも、よく考えて見ましょう。
・え?なんで?
彼は仕事でというキャンセルの理由を明確に言っています。なので「なんで?」や「どうして?」といったフレーズを使用するのをやめましょう。男性からすれば、仕事で、とハッキリいっているのに、他になんて答えてよいかわからなくなります。
・約束してたじゃない!
約束していたことを謝っているので「じゃない!」と言われても、彼だって重々承知ですので、彼をイラッとさせる言葉でしょう。
・も~う、ショック!
「も~う」と、牛になられても、彼だってショックでしょう。「もうもう」クセのある人は使わないように気をつけましょう。相手をあまりいい気分にはさせません。そして、ただ、自分の感情だけを「ショック」を強く押し出すと、ケンカへGo!です。
<ケンカにしない返答>
「そっかぁ、最近、仕事忙しいって言ってたものね。旅行はまたにしましょう。じゃあ、その日は仕事後に待ち合わせて食事でもしましょう。」
・最近、仕事忙しいって言ってたものね
相手の理由をきちんとわかってあげましょう。そして、逆にねぎらってあげる気持ちで、彼の「ごめん」というところをきちんとくんであげましょう。
・またにしましょう
例えば自然の台風でも、旅行は変更やキャンセルになる可能性だってあります。相手が仕事で約束を変更することと、台風で飛行機が飛ばずに約束が変更になること、結果はおなじだけど、仕事の場合は許せずに彼を攻めてしまう。ならば、彼の急な仕事も台風みたいなもと感じてみては?
・じゃあ○○しましょう
何かその変更になった約束の代わりに、別の方法でカバーするのもいいかもしれませんね。
きちんと理解して、大きく置けとめてあげることです。この先、あなたが急な用や体調不調で同じように約束変更をせざるをえないときに、イラっとくることを言われたらイヤですよね。自分が申し訳ないな、と思っているときこそ、相手が大きな気持ちで受け止めてくれれば、とても安心できることでしょうし、ふたりの絆や仲も深まると思います。
ケンカフレーズを言わないこと
私がカウンセリングしてきた女性たちで、彼とケンカになることがある人に聞いたところ「なんで?」「どうして?」を口にしているという方が多いです。もう、無意識に出てしまうようですが、自分できちんと意識してこのフレーズを一切使わないように心がけてみるだけで、ケンカが減ります。
彼が申し訳なく思って言ってきたことに対して、きちんと優しさをもって返答してあげればよいのです。
普段から「なんで」「どうして」を言いそうになったら、別の言葉に変換して話すクセをつけておきましょう。
そうすれば、パートナーともケンカしない会話ができるはずです。
これらのことに、どちらか一方が我慢しなきゃとか、謝らせたいとか、どっちが有利かなんてことは一切感じる必要はないと思うし、そう思うこと自体が逆にストレスになってしまう。
ただ、相手が「申し訳ない」と感じていることに対して自然と優しい気持ちで返答すれば良いことなのではないかなと思うのです。
帰ってから、ウチの人に
「ウチって、ケンカしないよね~」ときいたら
「なんで、ケンカしなきゃいけないの?」という答えが返ってきた(笑)