ディズニー映画「美女と野獣」で女優のエマ・ワトソンが
「MTV Movie & TV Awards」にて「男優賞」「女優賞」という性別ジェンダーの壁を取り払った、初めての演技賞「最優秀俳優賞」の映画部門をベル役で授賞しました。
この受賞時の彼女はスピーチの中で、この賞はベルの人柄によるものが大きいと言っていました。
ハリーポッターのハーマイオニー役で有名になったエマ・ワトソンの魅力はもちろん素敵ですが、彼女が言うように、ベルの強い心がこの物語の魅力だと思います。
この物語の中で、ベルは町の英雄で人気者のガストンに騙されたり、他の人の言動に惑わされたりしません。外見で判断せず、醜い野獣の美しい魂に惹かれていきます。
美女と野獣を観て「ベルのようになりたい」と彼女の心の強さに憧れる女性も多いはず。
それには、まず、
他人の言葉に迷うことなく、愛する人を信じることです。
もし例えば、エマが友人や家族に「野獣なんて変だし、一緒にいるの心配だから早く離れた方がいいよ」なんてことを言われ
「そうかしら…」
「そうだよ、やめなよ」
「そうね。そうするわ。」
となれば、ハッピーエンドにはなりません。
彼女は自身と野獣の心を信じて幸せをつかんだのです。
彼女にも野獣が王子になることは予想がついていなかったはず、でも、彼を選んだのです。
真実の愛ですね。
恋愛や結婚においても同じです。
未来の幸せは誰にも予測がつきません。
結婚において、最初はほとんどすべてのものごとが不安です。結婚式、新居、同棲、仕事、家族等。でも、「予測がつかないので、不安になってやめた!」を繰り返していてはいつまでたっても幸せな未来は実現しません。
最初から、ガストンのような英雄でハンサムを選べば幸せになれるのでしょうか?今、お金がればいいのでしょうか?それも、誰にもわかりません。例えば、1000万の結婚式をしても、離婚をしたり、破産をする人だっています。
友人や家族といった他の人の意見を聞いて進めば幸せになれるのでしょうか?毎回意見を聞いて、あなたの婚期が失われてもその人たちは責任を取ってくれません。友人や家族と結婚できないし、友人や兄弟は自身の家庭を持つでしょうし、親は自分より長生きはすることはできませんし、その人たちにもあなたの未来の幸せの確定は決してできません。
もしも、迷ったら「ベルだったらどうするかしら?」と、考えてみるのもいいかもしれません。
「外見が野獣でタイプじゃないわ」「新居が好みじゃないわ」「お金持ちじゃないから嫌だわ」「大手企業勤めじゃないから嫌だわ」等は言わないはず。そして、周囲の言動に惑わされずに彼を信じるはず。
あなたは、ガストンを追いかける大勢の女子の一人でしょうか?それとも、野獣を信じてハッピーになる真の強い心のベルでしょうか?
結婚は相手の内面を見て、あなたが決めることです。
もしも、あなたを心から愛してくれる人が現れたら、それはとても素晴らしいことです。
些細な不安や他人の意見で未来の幸せを無駄にしないように。
今、婚活している人々の中から、たくさんの素敵なベルが誕生しますように。